世界最高峰のトレイルランニングシリーズの日本ラウンド「GOLDEN TRAIL WORLD SERIES (GTWS) MYOKO TRAIL」は、2026年9月19日〜20日に新潟県妙高市の妙高杉ノ原スキー場周辺で初開催された。男子はパトリック・キプンゲノが日本国内のGTWSで3連勝となる逆転優勝を飾り、女子はハンナ・グレーバーが圧倒的な独走でGTWS初制覇を成し遂げた。

妙高トレイル2026 男子総合順位(TOP 10)

順位 BIB 選手名 (選手所属) 国籍 カテゴリー レースタイム トップとの差
1位 2 PATRICK KIPNGENO (RUN2GETHER ON TRAIL) KEN M MEN 02:07:12.317 –:–:–.–
2位 1 PHILEMON OMBOGO KIRIAGO (RUN2GETHER ON TRAIL) KEN M MEN 02:08:37.630 +00:01:25.313
3位 3 MICHAEL SELELO SAOLI (RUN2GETHER ON TRAIL) KEN M MEN 02:09:06.253 +00:01:53.936
4位 19 TIMOTHY KIBETT (SALOMON) KEN M MEN 02:12:11.580 +00:04:59.263
5位 8 JOEY HADORN (SALOMON) SUI M MEN 02:17:05.127 +00:09:52.810
6位 7 BOGDAN DAMIAN (KAILAS FUGA) ROU M MEN 02:19:25.840 +00:12:13.523
7位 20 EZEKIEL RUTTO (SALOMON) KEN M M 30-39 02:21:10.863 +00:13:58.546
8位 27 BRAYAN RODRÍGUEZ MEX M M UNDER 29 02:21:51.343 +00:14:39.026
9位 6 CHRISTIAN ALLEN (NIKE ACG) USA M M UNDER 29 02:22:05.393 +00:14:53.076
10位 10 ISACCO COSTA (LA SPORTIVA) ITA M M UNDER 29 02:23:56.620 +00:16:44.303
  • 完走者数 (FINISHERS): 106名
  • 途中棄権者数 (DNF): 91名

上位3名はすべてケニアの「RUN2GETHER ON TRAIL」所属の選手が独占しています。 なお、日本人選手は11位山口大河選手、14位小笠原光研選手、15位北村光選手でした。先週まで日本トレイルランニングのグランプリシリーズだったので日本勢にとっては厳しいレースだったかもしれません。

妙高トレイル2026 女子総合順位(TOP 10)

順位 BIB 選手名 (選手所属) 国籍 カテゴリー レースタイム トップとの差
1位 77 HANNA GRÖBER (IRCZRH) GER F WOMEN 02:30:14.427 –:–:–.–
2位 56 MARIE NIVET (NIKE ACG) FRA F WOMEN 02:33:07.517 +00:02:48.090
3位 53 BARBORA BUKOVJAN (SALOMON) CZE F WOMEN 02:33:53.593 +00:03:34.166
4位 66 RUTH MWIHAKI GITONGA (RUN2GETHER ON TRAIL) KEN F WOMEN 02:39:20.110 +00:09:00.683
5位 65 THERES LEBOEUF (COMPRESSPORT / LOWA) SUI F WOMEN 02:44:14.877 +00:13:55.450
6位 58 SILVIA SCHWAIGER (SALOMON) SVK F WOMEN 02:44:26.137 +00:14:06.710
7位 67 MARIA FUENTES OLCINA (KAILAS FUGA) ESP F W 30-39 02:44:35.597 +00:14:16.170
8位 533 AYAKA UEDA(上田 絢加) JPN F W 30-39 02:45:31.887 +00:15:12.460
9位 59 RENÉE CARDINAALS (ALL4RUNNING / ESPRIT MONTAGNE) NED F W 30-39 02:49:19.567 +00:19:00.140
10位 70 ESTEL ROIG FORTIN (SCOTT) ESP F W UNDER 29 02:53:22.577 +00:23:03.150
  • 女子完走者数 (FINISHERS): 25名
  • 女子途中棄権者数 (DNF): 15名

日本の AYAKA UEDA(上田絢加)選手が8位(年代別 FW 30-39 では2位)で見事トップ10入りを果たしています。上田絢加選手も先週開催された日本トレイルランニングのグランプリシリーズで3位となっており、それから1週間後のこのレースで8位になったことは素晴らしい結果だと言えます。


妙高トレイル2026について

  • 世界最高峰の舞台: 世界8カ所でトップ選手たちが競い合う「GOLDEN TRAIL WORLD SERIES (GTWS)」の第6戦として位置づけられる国際大会です。2026年シーズンは賞金総額43万5,000ユーロ(アジア2戦の増額含む)を誇るなど、世界的に大きな注目を集めています。
  • 開催地とコースの変更: 過去2年間にわたり日本ステージを担っていた「神戸トレイル(Kobe Trail)」から舞台を移し、新潟県妙高市の妙高杉ノ原スキー場周辺で初開催されました。
  • 開催日程: 2026年9月19日(土)~20日(日)の2日間。
  • レースカテゴリー:
    • GTWS公式レース (23.5km): 累積標高約1,800mに及ぶ、世界のトップアスリートが集結する本格的なショートディスタンスコース。
    • 一般向けレース (11km / 5km): ビギナーや一般のランナーも世界のトップ選手と同じイベント空間を共有しながら楽しめるカテゴリーも併設されています。
  • コンセプト: 日本百名山の一つである妙高連山に囲まれた豊かな大自然、温泉や観光資源を活かし、単なる競技にとどまらない「旅としてのトレイルランニング」を国内外のランナーへ提供することを目指しています。

参考